もしかすると

これは痔の症状なのかな

痔の症状には痛みや痒み・出血などがあります。切れ痔は便秘などで硬くなった便を出す時に肛門が裂けてしまうものをいいます。小さな傷であれば自然に治りますが、切れ痔を繰り返すと傷跡が固くなって肛門が狭くなってしまいます。疣痔は血栓性外痔核で、排便時に強くいきんだあとや長い時間同じ姿勢を続けたあとにおしりが痛む症状がでます。触ってみるとパチンコ玉くらいのしこりが肛門周囲にできていますが、これは肛門の周囲に血豆が出来てしまった状態になります。痒みが出る場合は痔ではなく肛門から内痔核が脱出したか、直腸が下がって脱出する直腸脱から体液がにじみ出て、刺激でかぶれて痒みを起こすことがあります。この症状は高齢者に多くみられます。

流行のトイレも使いすぎは

若い人の場合、おしりを清潔にしようと洗い過ぎてしまうことがあります。そうするとアルカリ性の石鹸の洗浄力で皮脂がなくなり、乾燥してかぶれてしまい痒みが出ることがあります。かゆみが治らないのでまたお尻を洗う。その繰り返しから悪化させてしますこともあります。温水洗浄便座も普及しており、デパートなどでも設置されていますのでつい使ってしまいがちですが、これも皮脂を落としてしまう原因となり、痒みを伴う症状があらわれます。適度に使用して、ペーパーで水分を吸い取る位がちょうどよいようです。また、怖いのは症状があってもそれと気付かないことです。肛門周囲膿瘍は肛門の奥にある窪みに便が入り、炎症を起こして膿がたまった状態です。発症時にお尻には違和感しか無く、数日して鈍痛、さらに時間が経ってしまうと激痛になります。膿を出さなければ症状は治まらないので病院の受診が必要です。